カラー後にサウナに入りたい!美容師が教える色落しないサウナの入り方

せっかくきれいに染めたヘアカラーはなるべく長持ちさせたいですよね!

基本的にはサウナに入るとヘアカラーは色落ちしてしまうため、カラー後は最低でも1週間くらいはサウナは避けることがベストです。

しかし「どうしてもサウナに入りたい」、「前からの予定で動かせない」という方も多いと思います。

カラーした翌日にサウナに入るのは平気?

カラー後どのくらい経ったらサウナに入れる?

なるべく色落ちさせないサウナの入り方が知りたい

ここではなるべく美容師目線でサウナでのヘアカラーの色落ちを抑えるためのポイントをお伝えしていきます!

もくじ

ヘアカラーが色落ちする原因

ヘアカラーの色落ちは髪を濡らした時に起こります。

髪を濡らした時には髪表面のキューティクルが開き、中にあるカラー染料が流れ出てしまうのがヘアカラーの色落ちの主な原因です!

色を長持ちさせるためにはヘアカラー後1週間は、サウナや温泉、海やプールなどには入らない方がおすすめ

次にヘアカラーを色落ちされないためのサウナの入り方について具体的に解説していきます!

ヘアカラーを色落ちさせないサウナの入り方

ヘアカラーをしたけどサウナに行きたいという時もあると思います。

そんな時の気を付けるポイントについてお伝えしていきます!

サウナに入る時は髪を濡らさない

サウナでのヘアカラー色落ちを防ぐためには終始なるべく髪を濡らさないようにしましょう!

カラーが定着するまではだいたい72時間(約3日)かかるため、ヘアカラーを長持ちさせるためにはカラーした当日とその次の日あたりまでは髪を濡らさないことが理想です◎

温泉に入ると余計にヘアカラーが落ちてしまうイメージがあると思いますが、これは温泉の成分がアルカリ性であることが多いからです。

髪の毛は弱酸性ですがカラーをすると一時的にアルカリ性に傾きます。

バッファー剤や自然酸化により徐々に弱酸性に戻していくのですが、カラー後すぐに温泉で濡らしてしまうと髪がまたアルカリ性に傾き、せっかく入れたカラー染料がすぐに流れ出てしまうのです。

銭湯や海水やプールでも同様にヘアカラーは色落ちします。

1回の入浴で髪が濡れている状態が長くなってしまうとどんどん色が落ちてしまいます。

サウナ室に入る前には身体を洗いますが、髪の毛は濡らさず乾いた状態で、長い方は結んで入りましょう!

サウナ室ではサウナハットを使用する

サウナでのヘアカラーの色落ちを防ぐためには、サウナ室では必ずサウナハットをかぶりましょう

サウナハットはサウナ室の高温による乾燥から髪を守り、色落ちを防いでくれます◎

ロウリュの際は一時的に温度と湿度が上がり、髪の毛に負担がかかる場合があります。

様々な種類のサウナハットがあるので素材や大きさが自分に合ったものが見つかると思います。

お気に入りのサウナハットを持参すると気分も上がるのでおすすめです!

サウナハットがない時はタオルターバンで代用する

どうしてもサウナハットがないという場合は、タオルを頭に巻きタオルターバンで代用しましょう。

この時タオルがあまり濡れていると色落ちの原因になってしまうので、乾いているものか、なるべく水気を切って使いましょう。

サウナの後のシャワーはぬるま湯で流す

ヘアカラーは熱い温度のお湯で流すと色落ちしてしまいます。

38℃以下の温度のシャワーで流しましょう◎

ヘアカラーを色落ちさせないサウナ後のヘアケア

ヘアカラーをしている髪はダメージしやすいのでサウナを出た後もしっかりとケアしてあげることが大切です。

具体的なヘアケア方法についてお伝えしていきます!

サウナ後はカラー用のシャンプー・トリートメントを使う

サウナ後シャンプーする際は、アミノ酸系などの「洗浄力の優しい」シャンプー剤がおすすめです◎

この時、サウナでたくさん汗をかいたからと何度もしっかりシャンプーしてしまうとどんどんヘアカラーが色落ちしてしまいます。

サウナで出た汗や皮脂はしっかりとシャワーで流せば十分に洗い流すことができるため、シャンプーは軽めに洗ってあげましょう!

トリートメントもカラーヘア用のものが好ましいです◎

ヒアルロン酸が入ったものなど、保湿力の高いものでサウナで乾燥した髪に潤いを与えましょう。

髪が濡れている状態でオイルやミルクなどのアウトバストリートメントをつける

サウナから出た後は、ドライヤーで乾かす前にオイルやミルクなどの洗い流さないアウトバストリートメントをつけましょう!

オイルタイプのものは「髪表面のコーティング」を、ミルクタイプのものは「髪の保湿」をしてくれます◎

枝毛や切れ毛などによる引っ掛かりや手触りが気になる場合はオイルタイプのものを、髪が乾燥していて毛先や表面のパサつきやまとまり感が気になる場合はミルクタイプのものがおすすめです◎

トリートメントをつけた後はコームやブラシでとかしてからドライヤーで乾かしましょう。

サウナ後はドライヤーでしっかり乾かす

髪が濡れている状態では、髪表面のキューティクルが開きっぱなしでどんどん髪の中のカラー染料が流れていきます。

タオルドライだけの半乾きで髪に水分が残ったままの状態は、そこから自然乾燥が始まり必要な水分まで蒸発してしまい乾燥やダメージの原因となります!

半乾きの状態は髪のダメージだけでなく、頭皮にも雑菌が繁殖して炎症や臭いの原因になります。

ドライヤーが面倒で後回しにしてしまうという方も多いと思いますが、サウナ後に限らず、シャンプー後はなるべくすぐに髪を乾かすのが鉄則です!

毛先までしっかりと乾かすのが好ましいですが、注意していただきたいのが乾かしすぎのオーバードライにならないようにするということです。

基本的には濡れているところがなくしっかり乾いた状態で、髪を握ってみた時に髪の中の芯が冷たく感じるくらいがベストです。

乾かし方次第で見違えるくらい髪の毛はきれいになります!

パサつき、ごわつき、引っ掛かり、うねり、広がりはドライヤーでの乾かし方が原因だったということはよくあります。

ぜひもう一度、ドライヤーでの乾かし方も見直してみてください◎

ドライヤー後にも毛先の気になるところにミルクをつけるとさらに乾燥対策になります。

また、表面に軽くオイルを重ね付けすると艶が出てきれいに仕上がります!

色落ちさせないサウナの入り方のまとめ

サウナでヘアカラーを色落ちさせないためには「髪を濡らさない」「サウナハットで髪を保護する」「きちんとヘアケアをする」この3つを守ることが大切です。

どうしてもサウナに入りたい時でもきちんと対策をすれば、必要以上の色落ちを防ぐことができます。

また、ブリーチオンカラーの場合はより色落ちが早くなるため、紫シャンプーやピンクシャンプーなどの色持ちを良くするカラーシャンプーもおすすめです。

カラーする前からサウナなどの予定が決まっている場合は、色落ちを想定して濃いめに染めてもらうように美容師さんに伝えてみるのもいいかもしれません◎

きちんと対策をしてサウナライフを楽しみましょう!

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この記事を書いた人

yukiのアバター yuki サウナ好き美容師

サウナ歴1年半、美容師歴12年
サウナに魅せられハマっていくうちに、サウナは美容にも良いこと尽くしだと知り、サウナの良さを広めたく発信しています!
主にサウナ関連、レビュー、サウナと美容の関係についてなどを美容師目線で書いています。
趣味はサウナ、旅行、ドラマ鑑賞、
飼い猫との戯れなど
サウナ・スパ健康アドバイザー取得

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