サウナでパーマは落ちる?美容師が教えるパーマをかけた時のサウナの入り方

サウナに入るとパーマは落ちるのでしょうか?

実際のところどうなのか、疑問に思う方も多いと思います。

結論からいうとサウナが原因でパーマが落ちることはありません!

しかしサウナ中の様々なダメージ要素が重なって結果的にパーマの持ちが悪くなる可能性はあります。

パーマをかけた後にサウナに行っても特に問題ありませんが、きちんとダメージ対策をしましょう!

わたしは普段お客様には、パーマの後1週間はサウナや温泉、海などは避けてくださいとお伝えしますが、いくつかのポイントに注意すればパーマをかけた当日にサウナに入ることも可能です!

今回は美容師目線で、「パーマをかけてすぐにサウナに入る時の注意点」についてお伝えしていきます◎

もくじ

サウナでパーマが落ちる原因

基本的に日常生活でパーマが落ちる要因はあまりありませんが、サウナなどでは大きく2つパーマが落ちる原因があげられます。

1つ目は「長時間髪が濡れている状態になる」ということ。

サウナでは汗をかくことや、頻繁に頭からシャワーを浴びたりして髪を濡らす方も多いと思います。

髪の毛は濡れている時が一番ダメージしやすいので、髪に負担がかかり、パーマが落ちやすくなってしまいます。

2つ目は「水風呂の塩素」です。

多くのサウナ施設では水風呂の消毒のために塩素が使われます。

塩素は髪の毛にとってとても大敵です。

ダメージするだけでなく、パーマの場合はウェーブの結合が戻ってパーマが落ちてしまいます。

では、サウナでは具体的にどうしたらパーマを維持できるのか、入り方をお伝えしていきます◎

パーマを守るサウナの入り方

なるべく髪の毛を濡らさない

サウナに入る前、サウナ中でもなるべく髪の毛は濡らさないようにしましょう!

パーマをかけた日はお家でシャンプーしないでくださいと美容師さんに言われた経験がある方も多いのではないでしょうか?

これにはきちんとした理由があり、

パーマは、1液によって髪の毛の結合を一度切断しロッドを巻いて波状に繋ぎ直し2液によって再結合させて髪の毛にウェーブを固定させるという仕組みになっています。

この結合が髪の毛を濡らすことによって定着しづらくなってしまうのです。

サウナ前に身体を洗いますが髪の毛は濡らさず、長い方は結んで入るようにしましょう◎

温泉や水風呂に髪をつけない

サウナ施設の温泉や水風呂には消毒のために塩素が使用されているところが多いです。

前記の通り、塩素は髪の毛に大ダメージです。

なるべく水風呂に髪の毛がつかないように気をつけましょう!

塩素に触れることより髪の毛がアルカリ性に傾いてダメージし、結果的にパーマが緩くなったりとれたりします。

温泉や水風呂はプールや海のように頭から浸かるものではないので、少しくらいは髪の毛に水がついてしまっても大丈夫ですが、パーマの持ちを考えるのであればなるべく避けるのが無難です◎

プールや海も同様に、塩素成分が多く含まれているため、パーマをかけた後1週間は控えるのをおすすめしています◎

サウナハットをかぶる

サウナ室の中ではサウナハットを被りましょう!

パーマをかけた直後から1週間ほどはまだ髪の毛が不安定で、普段よりも熱と水分に弱いです。

高温のサウナ室ではのぼせ防止や脱水症状対策でサウナハットはとても重要な役割がありますが、パーマを守るという点では、熱気と汗から髪の毛を保護する役割になります。

耐熱性、吸水性が良く、蒸れにくいサウナハットがおすすめです◎

シャンプーで洗いすぎない

パーマをかけた後1週間くらいはサウナに限らずシャンプーは優しく洗いましょう!

元々緩めにかけたパーマや、かかりづらい髪質にかけたパーマは、洗浄力の強いシャンプーでゴシゴシ洗うことによりゆるくなったり落ちたりする可能性があります。

また、パーマをかけた髪の毛はデリケートな状態なので、洗浄力の強いシャンプーではダメージしてパサパサになってしまうこともあります。

石けん系のシャンプーや、界面活性剤が配合されているシャンプーは洗浄力が強いので注意が必要です!

アミノ酸系の洗浄力の優しいシャンプーがおすすめです◎

シャンプーの前にサウナでかいた汗をまずはシャワーでよく流しましょう!

パーマを出すように乾かす

サウナ後はなるべくパーマをしっかり出してあげるように乾かしましょう。

パーマをかけたことある方はご存知の方も多いと思いますが、パーマは乾かし方で9割セットが決まります!

乾かす時に手ぐしで伸ばしたり引っ張ったりして乾かすと、しっかりパーマのウェーブが出ないまま固定されて仕上がります。

それを繰り返しているとパーマが伸びてゆるくなってしまいます。

なるべくパーマを長持ちさせるためには、パーマを伸ばさないように弱風で下から風をあててウェーブやカールの形を保ちながら乾かしましょう◎

乾かしすぎもオーバードライになるので良くないですが、8割以上は乾かすようにしましょう。

パーマをかけた後にサウナに入る時の注意点のまとめ

パーマをかけた後1週間くらいはサウナに入る時にパーマを保つための注意が必要です。

時間が経てばパーマ液の反応も完全に終わり、パーマも定着します。

その後はたまにサウナに入るくらいでパーマが緩くなるということはありません。

「髪を濡らさない」「サウナハットを被る」「サウナ後のケアをする」

これだけ意識して、パーマをかけた後もサウナライフを楽しんでください!

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この記事を書いた人

yukiのアバター yuki サウナ好き美容師

サウナ歴1年半、美容師歴12年
サウナに魅せられハマっていくうちに、サウナは美容にも良いこと尽くしだと知り、サウナの良さを広めたく発信しています!
主にサウナ関連、レビュー、サウナと美容の関係についてなどを美容師目線で書いています。
趣味はサウナ、旅行、ドラマ鑑賞、
飼い猫との戯れなど
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