【正しい頭皮ケア】で抜け毛・薄毛予防!美容師が教える頭皮ケアのポイント!

最近髪が薄くなった気がする…

頭皮はどうやってケアしたらいいのかわからない。

きれいで健康な髪の毛を保つためには、健康な頭皮が必要不可欠です。

不必要な抜け毛が繰り返されると、1つの毛根から生える本数が少なくなったり、毛根の形が変形し、縮れ毛やくせ毛が生えてきたりします。

そうならないためにも、ここでは健康な髪の毛を維持するための基本の頭皮ケアについてお伝えしていきます!

\本記事はこんな方におすすめ/

  • 健康な頭皮の状態が知りたい
  • 頭皮ケアをしないとどうなるか知りたい
  • 頭皮ケアの具体的なやり方が知りたい
  • 日常でできる抜け毛薄毛予防が知りたい
  • 髪の毛に良い食べ物が知りたい

それではさっそく見ていきましょう。

もくじ

健康な頭皮とは?

健康な頭皮とは、みずみずしく、毛根が透けて青白く見える状態のことをいいます。

皮脂や水分のバランスが整っているとフケやかゆみもありません。

また、頭皮をつかんだ時に程よい弾力と厚みがあると、生き生きとした正常な頭皮といえます。

頭皮に厚みがあると毛髪に必要な栄養素や酸素が巡りやすくなり、結果的に健康な髪の毛が生えてきます

ヘッドスパ専門店や病院の専門外来、たまに美容室などではマイクロスコープと呼ばれる専用のカメラで頭皮診断ができます。

頭皮や毛穴の状態が一目でわかるので、気になる方は一度試してみてもいいかもしれません!

乾燥した頭皮はキメがなく、フケがあったり、黄色がかった色をしています!

血行不良で凝り固まった頭皮も黄色みがかって見えます。

過度の乾燥により脂っぽくなった頭皮は、毛穴に皮脂が詰まり、皮脂でテカテカして見えます。

肉眼では確認できないことまで分かるので定期的に頭皮チェックするのもおすすめです◎

頭皮が健康じゃないとどうなる?

頭皮が凝っていて硬かったり、乾燥している・脂っぽいなどの状態が続くと、「毛根に栄養が行き届かなくなって髪が痩せていく」「毛穴が詰まってうねりや縮れ毛が出てくる」といったことが起こります。

痩せた毛髪は抜け落ちやすく、またカラーやパーマなどの薬剤ダメージも受けやすいため、傷みやすくなってしまいます。

毛穴の詰まりは髪の毛を圧迫し、髪の変形につながります!

髪が生えてくる段階でのケアはトリートメントでは補えない部分なので、根本からの髪質の改善が重要です◎

美しい髪の毛のためには健康な頭皮の維持が重要なんだね

次に、具体的にはどのような頭皮ケアをしていけばいいのかお伝えしていきます!

抜け毛・薄毛予防のための基本の頭皮ケア

頭皮の血行を良くする

頭皮が硬いと頭皮の血行も悪くなります。

頭皮の血行が良くなると、必要な栄養分が毛根に運ばれやすくなり、健康な髪の毛が生えてきます◎

頭皮が硬くなってしまう原因は主に血行不良による筋肉の凝りによるものです。

首こりや肩こりも頭皮のこりに直結しますが、その他にもデスクワークやスマホの見過ぎによる眼精疲労や、運動不足、睡眠不足、ストレスなども頭皮の血行不良に影響します。

日々の運動、ストレッチ、入浴、頭皮マッサージなどで全身の血行を良くすることが頭皮の血行促進にとても大切です◎

入浴中やシャンプーの時に1分でもいいので、指の腹で耳の上の側頭筋を中心につむじに向かってリフトアップするようにマッサージしていきましょう!

この時頭皮表面を滑らせるだけにならないように注意し、頭皮の筋肉をつかむようにマッサージします。

頭皮の乾燥を予防する

頭皮の乾燥は頭皮表面の水分バランスが崩れ、かゆみにつながります。

かきむしることにより頭皮の表面に傷がつき、抜け毛や炎症を招きます。

また、乾燥による過剰な皮脂の分泌は、不快な匂いの元にもなるためなるべく乾燥は防ぎましょう!

日常生活での頭皮の乾燥対策

✔︎シャワーの温度は38~40℃に設定しましょう
✔︎タオルドライ後は自然乾燥を避け、ドライヤーで乾かしましょう
✔︎ドライヤーの当てすぎに気をつけましょう
✔︎紫外線による頭皮の日焼け対策をしましょう
✔︎冷暖房の効いた部屋での長時間の滞在は避けましょう

頭皮の保湿をする

頭皮の保湿には、ドライヤーで乾かす前につける頭皮用の化粧水や保湿ローションが手軽でおすすめです!

頭皮用化粧水や頭皮用ローションは、美容院やドラッグストアなどでも購入できます◎

初めは週に2~3日程度でいいので、頭皮用化粧水をつけてそのまま頭皮のマッサージをして、頭皮をケアする習慣をつけていきましょう。

つける量を調節したりして、ベタベタしすぎず程よい保湿力で自分に合ったものを見つけましょう。

洗浄力の優しいシャンプーで洗う

シャンプーの洗浄力が強すぎると頭皮をバリアしてくれている必要な皮脂まで洗い流してしまい、そこから乾燥や過剰な皮脂の分泌を招きます!

頭皮用シャンプーの中には洗浄力が高いものも多く、毎日使い続けていると乾燥しやすくなってしまいます。

日常生活での多少の汗や皮脂はその日のうちに洗い流せばほとんどが落ちるので、なるべく洗浄力の優しいシャンプーで洗いましょう◎

シャンプーに使用されている洗浄成分が、アミノ酸系のシャンプーがおすすめです!

夏場などたくさん汗をかいた日は、いつもよりすっきりしたシャンプーで洗いたい時もあると思います。

そういう日は炭酸入りのシャンプー剤がおすすめです。

炭酸シャンプーは泡で出てくるタイプのシャンプーで、濃密な炭酸の泡が毛穴の隅々まで入り込み汚れを落としてくれます。

日頃のシャンプーで落としきれなかった汚れや、固まってしまった頑固な酸化皮脂、髪に蓄積されたワックスやオイルなどのスタイリング剤などの汚れも、泡で浮かせてしっかり落としてくれます。

炭酸シャンプーは、アミノ酸系シャンプーと併用して、週1~夏場は週3ぐらいの頻度で使うとバッチリの頭皮ケアができます。

髪に良い食べ物・栄養素

健康な髪の維持には食生活のバランスも必要不可欠です。

健康な髪の毛を生やすために必要な栄養素は主に、「タンパク質」「亜鉛」「ビタミン」です。

髪の毛の主成分はケラチンと呼ばれるタンパク質でできています。食事から摂取したタンパク質はアミノ酸に分解されますが、その後再結合してケラチンが生成されます。

アミノ酸をケラチンに再結合させる時に必要な栄養素が亜鉛です。

亜鉛が不足するといくら良質なタンパク質を摂取しても、髪の毛の元となるケラチンを作ることはできません。

そしてタンパク質と亜鉛の働きをサポートしてくれるのがビタミンです。

タンパク質、亜鉛、ビタミン群はなるべくセットで摂取するのが好ましいです。

タンパク質肉類(牛もも、鶏ささみ、鶏むね、豚ロース)、魚介類(鮭、マグロ、カツオ、アジ)、卵、牛乳、乳製品(チーズ、ヨーグルト)、大豆製品(納豆、豆腐、豆乳、きなこ)
亜鉛牡蠣、牛肩ロース、レバー、うなぎ、純ココア
ビタミンにんじん、アボカド、レバー、うなぎ、赤身肉、マグロ、カツオ

高脂質、高糖質な食事は薄毛の原因になります。

なるべくバランスの良い食事を心がけましょう!

正しい頭皮予防のまとめ

健康な頭皮を維持するためには日々のケアの積み重ねが重要です◎

髪の毛のケアも大切ですが、髪の毛が生える根本である頭皮のケアも習慣にしていきましょう!

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この記事を書いた人

yukiのアバター yuki サウナ好き美容師

サウナ歴1年半、美容師歴12年
サウナに魅せられハマっていくうちに、サウナは美容にも良いこと尽くしだと知り、サウナの良さを広めたく発信しています!
主にサウナ関連、レビュー、サウナと美容の関係についてなどを美容師目線で書いています。
趣味はサウナ、旅行、ドラマ鑑賞、
飼い猫との戯れなど
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