【サウナ入門】様々なサウナの違いとサウナの種類

色んなサウナの種類があるけど普通のサウナとはどう違うの?

一度は聞いたことある、ドライサウナや、コンフォートサウナ、スチームサウナといったサウナの名称。

サウナと一言で言っても様々な種類があります!

サウナの種類や効果について知り、色々なサウナを楽しみましょう◎

もくじ

サウナの種類

サウナは大きく分けて乾式サウナ(ドライサウナ)湿式サウナ(ウェットサウナ)の2つに分類されます。

乾式サウナ(ドライサウナ)

日本に昔からある一般的な高温低湿のサウナ。

温度は約80〜100度以上になる施設もあり、湿度は20%以下が多いです。

ドライサウナは熱いサウナが好きな方におすすめです◎

次にドライサウナの種類を解説します!

フィンランド式サウナ

ロッキーサウナとも言われ、フィンランドに伝わる伝統的なサウナです。

電気によって熱々に熱せられたサウナストーンを山積みにしたサウナストーブに、水をかけて蒸気を発生させる「ロウリュ」によって温度や湿度を調節します!

また、ロウリュにアロマ水を使用することにより、リラックス効果やリフレッシュ効果が期待できます。

水が蒸発する時の音もまた、ロウリュの楽しみ方の一つです◎

アウフグース(ロウリュにより発生した蒸気をタオルやうちわで仰ぎ、熱波を室内に充満・循環させること)で、より汗をかくこともできます!

新しいサウナ施設では積極的に導入されている印象で、私も大好きなサウナです!

遠赤外線サウナ(コンフォートサウナ)

コンフォートサウナとも呼ばれ、ガスを利用した遠赤外線ストーブが熱源のサウナです。

古き良き日本の銭湯などでは、この遠赤外線サウナが多く導入されています。

温度は80〜90度と低めの設定のところが多く、息苦しさや、ジリジリ感が少ないのが特徴です◎

遠赤外線の熱は身体の深部まで届きやすく、芯まで温まりやすいため、熱すぎるのが不安な方や初心者でも入りやすいサウナです!

ボナサウナ

サウナヒーター・サウナストーブがサウナ室のベンチ下や背面、壁に格納されているタイプのサウナです。

空気を下からも循環させることによりサウナ室全体を温めることができます。

ストーブを格納できるため、サウナ室のスペースを広く使えるという特徴もあります!

ボナサウナはサウナの中では珍しいタイプですが、温められた空気からの対流熱とヒーターが発する輻射熱がダブルで伝わるため、大量の発汗効果があり個人的には好きなサウナです◎

見つけたらぜひ体験してみてください。

湿式サウナ(ウェットサウナ)

スーパー銭湯にはよくあるイメージのサウナ。

ミストサウナやスチームサウナが代表的です。

湿式サウナは温度約40〜60度程度、湿度は100%に近いのが特徴です!

無理せずゆっくりサウナに入りたい方におすすめです!

ミストサウナ

ミストサウナはミスト(霧)を充満させて温度と湿度を上げていきます。

温度40〜60度、湿度ほぼ100%なので、乾燥による息苦しさや痛さがありません。

ミストに包まれて「潤いながらととのえる」サウナです◎

スチームサウナ

スチームサウナとミストサウナの構造は似ていますが、ミストサウナが霧(液体)なのに対し、スチームサウナは水蒸気(気体)を充満させるサウナです。

気化した水蒸気は皮膚などに浸透しやすくなるため、ドライサウナと比べ、負担が少なく身体深部の温度を上げることができます。

ミストサウナよりは更に「蒸気に蒸されながらととのえる」サウナです。

その他のサウナ

塩サウナ

銭湯や温泉でもよく見かける、スチームサウナやミストサウナの中に塩が置いてあるサウナ。

サウナで汗をかいた身体に塩を塗って塩の浸透圧で、より発汗を促し、毛穴に詰まった汚れを落とせます。

塩サウナについてはこちらで詳しく解説しています。

アイスサウナ

フィンランドのラップランド地方では冬季限定のサウナ。

氷の壁で作ったサウナ室でストーブをたき、サウナを楽しむものです。

冬は極寒のフィンランドでは外気温と氷の壁でサウナ室内の温度がちょうどよく保たれ、水風呂に入らずに外気浴だけでととのえるそうです。

スモークサウナ

サウナの本番フィンランドでも原点と呼ばれるサウナ。

薪を燃やし、サウナ室全体を温めていきます。

サウナ室に煙を充満させて、何時間もかけて石や壁を温め、煙を排出してからサウナに入ります。

ロウリュするたびにもスモークされた香りを楽しめます◎

フィンランドに行ったら一度は入ってみたいサウナですね!

ケロサウナ

ケロという木材を使用して作られたサウナ室のこと。

ケロ」とは、北欧フィンランドで樹齢200年を超える松の木が立ったまま枯れたものです。

とても希少で、高い断熱性といい香りが特徴です!

芳醇な森の香りを楽しめ、リラックス効果があります◎

ケロサウナは日本にも数少ないサウナなので、見つけたらぜひ体験してみてください!

バレルサウナ

こちらもフィンランド発祥の、木を組み立てて作られた樽型サウナ。

バレルサウナはその形ゆえに熱効率が良く、サウナ室をムラなく均一に温めることができます。

強度に優れ、比較的簡単に設置できることから自宅やアウトドアでも楽しめるサウナです◎

バーベキュー場や、キャンプ場、海や川、イベントなどでも馴染みやすく、よく目にします!

テントサウナ

屋外でも楽しめるテント状のサウナです。

バレルサウナよりも持ち運び、設置が楽なので個人で楽しむソロサウナにも向いています◎

街中の銭湯やサウナ施設では体験できない、サウナ後の火照った身体を川で冷やし、大自然の中で外気浴をするといったアウトドアサウナも楽しめます!

テントサウナはややサウナ室内が温まりにくいので、ロウリュで湿度を上げたり、うちわで熱気を循環させたりといった工夫が必要です。

サウナの違いとサウナの種類のまとめ

いろいろなサウナを知るとたくさん入ってみたくなりますね!

たくさんのサウナの中からお気に入りのサウナを見つけてサウナライフを楽しみましょう!

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この記事を書いた人

yukiのアバター yuki サウナ好き美容師

サウナ歴1年半、美容師歴12年
サウナに魅せられハマっていくうちに、サウナは美容にも良いこと尽くしだと知り、サウナの良さを広めたく発信しています!
主にサウナ関連、レビュー、サウナと美容の関係についてなどを美容師目線で書いています。
趣味はサウナ、旅行、ドラマ鑑賞、
飼い猫との戯れなど
サウナ・スパ健康アドバイザー取得

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